エレベーター内で地震に遭遇したら? 正しい対処法を知っておこう

エレベーター内で地震に遭遇したら? 正しい対処法を知っておこう

都市部を中心に高層ビルが増えている今日、エレベーターはビルの必需品と言っても過言ではありません。しかし、地震が発生した際、エレベーター内に取り残されるケースが決して少なくありません。阪神・淡路大震災時には、50時間もの長期にわたってエレベーター内に閉じ込められるという痛ましい事例も発生しました。万が一、エレベーター内で地震に遭遇する事態は、決して他人事とは言えません。せっかくの耐震設計も、地震の揺れや停電で正常に機能しなくなることがあるのです。そのため、災害時の対処法を知り、いざという時の心構えをしておくことが非常に大切です。
管理人
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エレベーター内で地震に遭遇したら? 正しい対処法を知っておこう

エレベーター内で地震に遭遇した際、正しい対処法を知っておくことが非常に重要です。

 

例えば、エレベーターが突然動かなくなった場合、パニックに陥る人が多いでしょう。しかし、泣いたり叫んだりすることで消耗してしまいます。冷静にインターホンで建物管理者に状況を伝えることが大切です。

 

また、地震でエレベーターが停止すれば、通常の照明が消え、暗闇に包まれます。その際、携帯電話のライトを使うなどして照明を確保し、他の乗客と状況を共有することも正しい対処法といえるでしょう。

 

このように、地震から身を守るには、パニックに陥ることなく状況を正しく判断し、冷静に対処することが何よりも重要です。日頃からイメージトレーニングしておくことをおすすめします。

 

 

近年、都市部を中心にスクラップアンドビルドによる高層ビルが増加しています。利便性と共に、省エネや耐震性などの面でも最新のビルが求められています。

 

そうした高層ビルに欠かせないのがエレベーターです。特に超高層ビルとなると、上下の移動にかかる時間や体力的負担を軽減する意味でも、高速・大容量のエレベーターが必須といえます。事実、世界一高い高層ビルであるブルジュ・ハリファ(ドバイ)には、時速10m以上で最上階まで1分程度でアクセスできる高速エレベーターが備わっています。

 

日本も2020年度までに耐震・省エネルギー性能の高い建物への更新を促進しています。その際、快適なエレベーターは欠かせない要素技術と言えるでしょう。

 

エレベーターに乗っている時に地震が起こりエレベーターが止まってしまったら、エレベーター内は暗闇で、携帯電話も繋がらないかもしれない状況下での長期間滞在を強いられるかもしれません。飲料水も持っていないかもしれない、落下で負傷していた人もいるかもしれません。命に別状はなかったとしても、精神的ショックは計り知れないものではないでしょうか。

 

エレベーター内で地震に遭遇した際の5つの対処法


エレベーターは地震で突然停止することがあります。その際、パニックに陥らずに状況を正しく判断し、冷静に対処することが何よりも大切です。ここでは、エレベーター内で地震に遭遇した場合を想定し、専門家のアドバイスも参考にしつつ、次の5つの対処法を紹介します。

 

これらの対処法を理解しておくことで、いざという時の正しい行動が取れるようになります。命を守るための知識として是非参考にしてください。

 

パニックにならず通報する

エレベーター内で地震に遭遇し、エレベーターが突然停止した場合、多くの人がパニックに陥りがちです。しかし、パニックになることは消耗を招くだけでなく、適切な判断もできなくなってしまいます。

 

そのため、まずは深呼吸をして冷静さを取り戻しましょう。そして、インターホンや非常ボタンを押して建物の管理者や緊急センターに状況を正しく伝えることが大切です。

 

例えば「エレベーターが動かなくなり閉じ込められた。中に大人2人、子ども1人がいる」など、冷静に要点を伝えることを心がけましょう。過度に感情的になるよりも、的確に事実を伝えることが救助活動の第一歩となります。

 

このように、パニック防止と適切な通報が地震発生時のエレベーター内での正しい対処法といえます。肝に銘じておきたいポイントだと言えるでしょう。

転倒防止のため中心に寄り防護する

エレベーター内で地震に遭遇した場合、エレベーターが突然振動したり停止したりすることで転倒や負傷の危険性があります。そのため、次のような対策を心がけることが大切です。

 

まず、なるべくエレベーターの中央に身を寄せましょう。壁やドアに近づくと、地震で揺れた際に打ち付けられる可能性があります。中央の手すりにしっかりつかまることで、身体の安定性を確保できます。

 

複数人いる場合は、お互いの身体で支え合うのも効果的です。特にお年寄りや子どもは手厚く防護しましょう。自分一人でバランスをとるよりも、グループで防護する方が安全です。

 

このように、転倒や負傷を防ぐためには、中央で支え合うことがポイント。状況に応じた判断と支え合いが大切です。

他者とコミュニケーションを取る

エレベーター内で地震に遭遇し、複数人で閉じ込められた場合、お互いにコミュニケーションを取り合うことも重要です。
まず、自分の状況やけがの有無を確認し合いましょう。例えば、「私は左足を少しぶつけたけど大丈夫」「私は体調が悪い」など情報を共有しあうことで、救助時に役立つ情報となります。
次に、落ち着いて状況を話し合い、救助を待つ間の過ごし方を相談しましょう。「毛布を広げて休憩する」「飲料水の配分を話し合う」など、協力し合えば心理的な支えとなるでしょう。

 

パニックに陥った人がいる場合も、声をかけて励まし気づかいましょう。助け合うことが何より大切です。

照明の確保(携帯電話のライト等の活用)

エレベーターが停止すると照明が消え、暗闇に包まれてしまうことがあります。そんな時こそ、携帯電話のライトを活用しましょう。
携帯電話のライトを天井や壁に当てることで、ある程度の照度を確保できます。明るさを感じることで、閉所恐怖症の人も少しでも落ち着けるでしょう。
可能であれば、複数名が携帯ライトで照らし合うことをおすすめします。光の量が増え、目の保護にもなります。
充電には、パワーバンクを使用するといいでしょう。スマートフォン1台で2~3回の充電が可能な容量のものがおすすめです。
照明の確保は、精神面の支えにもなる大切な対策といえます。普段から携帯電話の充電残量やパワーバンクの準備を心がけておきましょう。

水分摂取など長期滞在に備える

エレベーター内で地震に遭遇し長時間の閉じ込めを強いられる可能性がある中、水分補給は欠かせません。ストレスが高まる状況下での脱水は避けるべきです。
まず大切なのが、携帯しているペットボトルなどの飲料水。小口でも頻繁に飲み、体内の水分を保つようにします。
もし人数が多く飲料水が不足しそうな場合、節水も必要です。一度に飲み干さず、少しずつ飲むことを心がけましょう。
可能であれば、携帯している弁当や飴玉なども貴重な水分源。固形食からでも水分補給ができることを覚えておきましょう。
水分摂取を忘れずに体力の維持に努めることが長期閉じ込めに備えるコツです。

 

救助を待つ間の注意事項


エレベーター内で地震に遭遇し、救助を待つことになった場合、長時間の待機を強いられることが予想されます。その間、健康状態を保つためだけでなく、救助後を見据えて注意するべき点がいくつかあります。

 

ここでは、エレベーター内での過ごし方として、休憩の取り方や体力の配分など健康管理面でのアドバイスを示します。加えて、救助隊とのコミュニケーション時のポイントについても解説します。

 

閉じ込めからの解放と退避をスムーズに行うためにも、待機時間の過ごし方は非常に大切です。ここで学んだ注意事項を状況判断の一助として活用してください。

 

エレベーター内での過ごし方

エレベーター内で長時間過ごすことを強いられた場合、健康状態の維持が大切です。ここでは、エレベーター内での過ごし方のポイントをまとめました。
まず重要なのが休憩です。地面に敷いた上着などを敷物にして、座ったり横になったりして体を休めるようにします。特に高齢者や病人、子どもには十分な休養を取らせましょう。
次に体力の配分です。体力を消耗しすぎないよう無駄な動きは控えめに。救助時に体力が必要になることを考え、節約することを心がけます
体力面で重要な水分補給も忘れずに。上手に飲料水を配分し合うことで、脱水症状を防ぎましょう。
こまめな休憩と体力確保を心掛けることで、救助後の健康被害を最小限に食い止められるでしょう。

救助隊とのコミュニケーション

エレベーター内で長時間閉じ込められていた場合、遂に救助隊が到着した時の対応も大切です。冷静に状況を伝え、救助隊の指示に従うことがポイントです。
まず、エレベーター内の人数やケガ人の有無、水分摂取状況などを的確に報告します。高齢者や子どもがいる場合も忘れずに伝えましょう。
次に、あわてずに救助隊の指示に従います。複数名いる場合は、リーダーを決めての指示伝達がスムーズです。外部との連絡役も決めておきましょう。
救出方法によっては、一時的に動くエレベーター内での保護も求められます。落ち着いて指示通りに行動しましょう。
このように、救助隊とも状況共有し、円滑な救出活動の一翼を担うことが大切です。

 

まとめ

 

エレベーター内で地震に遭遇し、閉じ込められる事態は誰にでも起こり得ます。その際には、パニックに陥ることなく状況を正しく判断し、冷静な対応が求められます。
まずパニック防止と的確な通報の重要性をお伝えしました。次に、転倒や負傷の防止策として中央での防護姿勢の大切さを解説しました。加えて、他者とのコミュニケーション促進や照明確保の方法も提案しました。
さらに、長時間の閉じ込めに備えた水分摂取や体力維持のポイントを整理しました。最後に、救助時の対応として、隊員との円滑なコミュニケーションの取り方を示しました。
こうした一連の対処法を理解し、実践できるよう訓練しておくことが重要です。

 

 

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