外国人住民とともに災害に備える - 地震対策の英語表現ガイド

外国人住民とともに災害に備える - 地震対策の英語表現ガイド

日本には多くの外国人住民が暮らしています。災害発生時の言語の壁を乗り越えるため、この記事では地震発生前後と避難所生活の3つの場面に分けて、外国人住民とコミュニケーションを取る際に使える英語フレーズをまとめています。家具の固定や避難場所の確認など平時から、避難誘導やケガの確認など緊急時に使えるフレーズを解説。さらに、避難所での食料配給や共同清掃作業などの生活フレーズも収録しました。言語や文化を越えて、多文化共生社会での助け合いを実現するツールとなるでしょう。
管理人
管理人

外国人住民とともに災害に備える - 地震対策の英語表現ガイド

日本は多様な文化が共存する多文化共生社会を目指しています。しかし、災害発生時には言葉の違いがコミュニケーションの大きな障壁となり、適切な対応が困難になる可能性があります。
東日本大震災の際も、避難所で生活する外国人住民から「説明が分からない」「情報が入手できない」などの声が上がりました。災害はいつ起こるかわかりません。言語や文化の違いを乗り越え、お互いを思いやり、助け合える環境を整備しておくことが重要です。
本記事では、地震発生前後および避難所生活の3つの場面に分けて、外国人住民とスムーズにコミュニケーションを取るための英語フレーズを紹介します。緊急時に使える生命線となるフレーズから、避難所での生活をサポートするフレーズまで、防災の視点から実践的な表現を収録しています。
多文化が当たり前の社会にあって、一人ひとりができることから着手し、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現を目指しましょう。

 

 

地震の前 - 日頃からの心構え


地震は予期せぬ時に発生します。発災前の日頃からの備えが大切です。家族や友人、近所の外国人住民との対話を通じて、防災意識を高め合うことが重要になります。

 

例えば、「今後大地震が発生する可能性が高いと言われています。家具の固定や非常用持ち出し袋の準備は済んでいますか?」といった声掛けをすれば、お互いに災害に対する意識を新たにできます。

 

また、「最寄りの避難場所はどこですか?避難経路は確認済みですか?」と尋ねることで、発災時に惑うことなく迅速に避難できるよう心構えを整えられます。

 

防災は「絆」を強める良い機会でもあります。日頃から気軽に声を掛け合い、外国人住民も含めて地域全体で災害に備える。それが災害に強い多文化共生社会につながるはずです。

 

Let's secure the furniture. (レッツ セキュア ザ ファニチャー)
家具を固定しましょう。

 

We need an emergency kit. (ウィ ニード アン エマージェンシー キット)
非常用持ち出し袋を用意する必要があります。

 

Where is the nearest evacuation site? (ホエア イズ ザ ネアレスト エヴァクエーション サイト)
最寄りの避難場所はどこですか?

 

Have you checked the evacuation route? (ハヴ ユー チェックト ザ エヴァクエーション ルート)
避難経路は確認済みですか?

 

A big earthquake may happen. (ア ビッグ アースクエイク メイ ハップン)
大地震が発生する可能性が高いです。

 

Let's share disaster information. (レッツ シェア ディザスター インフォメーション)
災害情報を共有しましょう。

 

We should be prepared. (ウィ シュッド ビー プリペアード)
災害に備える必要があります。

 

Ask for help if needed. (アスク フォー ヘルプ イフ ニーデッド)
必要であれば助けを求めましょう。

 

発災直後 - 安全確保が最優先


地震発生時には、まず自身の安全確保が何よりも重要です。落ち着いて状況を確認し、迅速に行動を起こすことが求められます。しかし、外国人住民にとっては母語以外の言語での指示や情報を理解するのは難しい場合があります。
そんな緊急時こそ、簡潔でわかりやすい英語フレーズでコミュニケーションを取ることが肝心です。ケガの有無を確認したり、落下物に注意を促したり、あるいは冷静に避難を促したりと、安否確認や避難誘導に関する英語表現を身に付けておきましょう。
たとえ言語が異なっても、お互いの気持ちが通じ合えば、適切な行動がとれます。発災直後の人命最優先の場面で、英語フレーズがきっかけとなり、確実に安全を確保できるようになることでしょう。

 

Are you OK?(アー ユー オーケー?)
大丈夫ですか?

 

Watch out!(ウォッチ アウト!)
気をつけて!

 

Let's evacuate now(レッツ エヴァキュエイト ナウ)
今すぐ避難しましょう

 

I need help(アイ ニード ヘルプ)
助けが必要です

 

Follow me(フォロー ミー)
私に付いて来てください

 

Don't panic(ドンツ パニック)
パニックにならないで

 

Keep calm(キープ カーム)
落ち着いて

 

Let's get out(レッツ ゲット アウト)
外に出ましょう

 

It's not safe here(イッツ ノット セイフ ヒア)
ここは安全ではありません

 

I am injured(アイ アム インジャード)
けがをしています

 

Stay away from windows(ステイ アウェイ フロム ウィンドウズ)
窓から離れていてください

 

Avoid elevators(アヴォイド エレベーターズ)
エレベーターは使わないでください

 

Use the stairs(ユーズ ザ ステアーズ)
階段を使いましょう

 

The building is not safe(ザ ビルディング イズ ノット セイフ)
この建物は安全ではありません

 

We need to evacuate(ウィー ニード トゥ エヴァクエイト)
避難する必要があります

 

Help me carry...(ヘルプ ミー キャリー...)
...を運ぶのを手伝ってください

 

I can't move(アイ キャント ムーヴ)
私は動けません

 

Call an ambulance(コール アン アンビュランス)
救急車を呼んでください

 

I am trapped(アイ アム トラップト)
私は閉じ込められています

 

Where is the exit?(ウェア イズ ザ エグジット?)
出口はどこですか?

 

Let's go to the evacuation center together(レッツ ゴー トゥ ザ エヴァクエーション センター トゥゲザー)
一緒に避難所へ行きましょう

 

こうした表現を活用することで、落ち着いて安全に避難したり、適切に救助を求めたりできるでしょう。緊急時のわかりやすい英語力は命に関わる場合もあり、入念な準備が重要です。

 

避難所生活 - お互いを思いやる心


災害発生時、避難所は誰もが頼る最後の砦となります。そこでは、言葉も文化も異なる人々が共に生活を送ることになります。避難所での生活は決して快適なものではありませんが、お互いを思いやり、助け合う心があれば乗り越えられるはずです。

 

食料や水の公平な配給、トイレの衛生管理、プライバシーの確保など、避難所生活には多くの課題がつきまとう。中には体調を崩したり、ストレスから争いが起きたりする場合もあります。そんな時こそ、簡単な英語でお互いに気持ちを伝え合えれば、思いがけない絆が生まれるかもしれません。

 

言葉の壁を越えて、耐え抜く力と勇気をもたらすのが、英語コミュニケーションの役割です。ともに助け合い、支え合いながら、一日も早い復旧・復興を願うことができます。避難所での思いやりの心を胸に、災害に負けない強い絆を育んでいきましょう。

 

Here is some food and water.
(ヒア イズ サム フード アンド ウォーター)
食料と水をどうぞ。

 

Please form a line.
(プリーズ フォーム ア ライン)
列に並んでください。

 

Don't forget to take your turn.
(ドンツ フォーゲット トゥ テイク ユア ターン)
順番を忘れずに。

 

Let's clean up together.
(レッツ クリーン アップ トゥゲザー)
一緒に掃除しましょう。

 

Is anyone hurt?
(イズ エニワン ハート?)
けがをした人はいますか?

 

I need medical attention.
(アイ ニード メディカル アテンション)
医療が必要です。

 

Please be quiet at night.
(プリーズ ビー クワイエット アット ナイト)
夜は静かにしてください。

 

Where are the restrooms?
(ホエア アー ザ レストルームズ?)
トイレはどこですか?

 

Could you help me?
(クッド ユー ヘルプ ミー?)
手伝っていただけますか?

 

Thank you for your help.
(サンク ユー フォー ユア ヘルプ)
助けてくれてありがとう。

 

I don't feel well.
(アイ ドント フィール ウェル)
体調がよくありません。

 

Do you have any medicine?
(ドゥ ユー ハヴ エニー メディシン?)
薬はありますか?

 

I need a blanket.
(アイ ニード ア ブランケット)
毛布が必要です。

 

Is there a private space?
(イズ ゼア ア プライベート スペース?)
個室的な場所はありますか?

 

Can I charge my phone?
(キャン アイ チャージ マイ フォン?)
携帯電話の充電できますか?

 

Where can I get information?
(ホエア キャン アイ ゲット インフォメーション?)
情報をどこで得られますか?

 

I'm looking for my family.
(アイム ルッキング フォー マイ ファミリー)
家族を探しています。

 

Please speak slowly.
(プリーズ スピーク スロウリー)
ゆっくり話してください。

 

I don't understand.
(アイ ドント アンダースタンド)
わかりません。

 

Let me know if you need anything.
(レット ミー ノウ イフ ユー ニード エニシング)
何か必要なことがあれば教えてください。

 

I lost my belongings.
(アイ ロスト マイ ビロンギングズ)
私の所持品を無くしました。

 

Do you have any news?
(ドゥ ユー ハヴ エニー ニューズ?)
ニュースや情報はありますか?

 

Can I make a phone call?
(キャン アイ メイク ア フォン コール?)
電話をかけてもよいですか?

 

I need to contact my embassy.
(アイ ニード トゥ コンタクト マイ エンバシー)
自国の大使館に連絡する必要があります。

 

Is there a prayer room?
(イズ ゼア ア プレイヤー ルーム?)
礼拝室はありますか?

 

Do you have vegetarian food?
(ドゥ ユー ハヴ ベジテリアン フード?)
ベジタリアン向けの食事はありますか?

 

Where can I get fresh water?
(ホエア キャン アイ ゲット フレッシュ ウォーター?)
水はどこで手に入りますか?

 

I have dietary restrictions.
(アイ ハヴ ダイエタリー リストリクションズ)
食事制限があります。

 

Can you repeat that please?
(キャン ユー リピート ザット プリーズ?)
もう一度言ってください。

 

こういったフレーズを覚えておくと自分が話すだけでなく、相手が何を言っているのかもわかるようになります。

 

まとめ

 

災害は国籍や言語を問わず、誰にでも等しく起こりうる出来事です。しかし、この記事で紹介した英語フレーズを活用することで、言葉の壁を乗り越え、お互いを思いやり合える多文化共生社会の実現に一歩近づけるはずです。
発災前から日頃の備えに役立つフレーズ、緊急時に命綱となるフレーズ、そして避難所生活をサポートするフレーズと、シーン別に必要な表現を確認しました。英語が母語でなくても、簡単なフレーズさえ共有できれば、確実に安心につながります。
時に争いが生じるかもしれませんが、思いやりの心さえあれば乗り越えられます。異なる文化の人々と支え合い、尊重し合うことが何より大切です。たとえ言葉は通じなくても、お互いを理解し合う姿勢があれば、きっと強い絆が生まれるはずです。
多文化が当たり前の社会にあって、一人ひとりができることから実践し、誰もが安心して助け合える地域社会を作り上げていきましょう。災害に備え、英語でコミュニケーションを取ることは、多文化共生の第一歩となるでしょう。

 

 

地震対策用のアイテムを紹介しています。
チェックしてみたい方はこちらからどうぞ
>>> 地震対策アイテムリストのページへ

 

>>> 地震対策チャンネル(記事リスト)のトップページに戻る